測量設計の仕事
建設コンサルタントとは?
皆さんの生活に欠かすことのできない公共インフラを整備する仕事です。
測量設計会社、建設コンサルタント会社、建築会社、測量事務所などに所属して、
土木工事や道路建設、都市計画、地図の作成などを行ないます。
スペシャルムービー「測量設計の謎を解く旅!」
仕事内容をわかりやすく紹介したスペシャルムービーを公開いたしました。
ぜひ一度ご覧いただき、測量設計というお仕事の理解を深めていただければと思います。
この他にも「ロングバージョン編」、「ぶっちゃけ女子トーク編」など公式チャンネルにて公開中
未来のはじまりを
つくる仕事
測量設計の仕事は、地球上で私たちが暮らすために必要なもの、例えば道路、公園、橋、トンネルなどをつくるために最初に行う仕事です。測量でつくるものの位置を決め、そこにどのような大きさ、形のものをつくるか、デザインするのが設計です。つまり、工事の前に行うソフトづくりと言えます。
チャレンジする気持ちがあれば誰にだってできる仕事です。島根県測量設計業協会では、新入社員の方や業務経験のない人たちを対象に、6ヵ月間の講座を開講しています。そこでは、経験豊富な先輩、または技術者の人たちから教えを受けることができます。
熱意のある方なら、どなたでもこの測量設計業に携わることができます。
チャレンジする気持ちがあれば誰にだってできる仕事です。島根県測量設計業協会では、新入社員の方や業務経験のない人たちを対象に、6ヵ月間の講座を開講しています。そこでは、経験豊富な先輩、または技術者の人たちから教えを受けることができます。
熱意のある方なら、どなたでもこの測量設計業に携わることができます。
測量業務
測量とは一言でいえば、角度や距離を測り、地形や地物を図る作業です。これにより、平面図や縦断図、横断図などを作成し、土木設計の基礎資料をつくっています。近年では、「ICTの全面的な活用(ICT土工)」等の施策を建設現場に導入することによって、建設生産システム全体の生産性向上を図り、魅力ある建設現場を目指す取り組みであるi-Construction(アイ・コンストラクション)が推進されているほか、地上3Dスキャナーなどの最新機器も増えており、現場での迅速な作業、社内でもデータ処理がスムーズにできるようになっています。結果として、働き方改革にもつながっています。
地質調査業務
地質調査業務とは、地盤調査方法の一つであるボーリング調査などを行って、土の中を詳しく調べる仕事です。地表面から深くなるにつれて、土の硬さが異なり、岩(がん)になっていくなどします。土の中を調べることによって、地質や地下水の位置、また場合によっては、強度なども調べたりすることもできます。地盤の状態が悪いと災害に発展する可能性もあるために、地質調査はとても重要な仕事です。人々の生活の安全にかかわるために、慎重に調査することが必要です。目に見えない部分の仕事ですが、人々の生活を支えていることを実感でき、やりがいを感じることができるでしょう。
道路・街路設計業務
道路設計の仕事は、車両や歩行者が安全に通行するために、最適なルートや構造を計画する仕事です。まずは地形や建物を広域的に把握し、最適なルート選定を行います。そして、建物との取り付けや、障害物の回避などを考慮して、さらに詳細な構造を決定します。さまざまなところで歩行者と車が安全に共存できる空間を目指して設計しています。
完成後に実際に歩いている人たちの笑顔を見るととても嬉しく思います。
河川施設設計業務
川には大きく3つの役割があります。1つ目は治水です。豪雨の際などに川が安全に流れるように設計することが大切です。2つ目は利水。工業や農業、上下水道などに川の水を利用して、人々の生活を豊かにする役目があります。3つ目は環境です。景色が美しく、親しみやすい川をつくることは、地域住民の生活に潤いを与えるほか、さまざまな生物が生息しやすい環境をつくることになります。環境に配慮しながら、河川などの設計を行うには、専門的な技術が必要です。だからこそやりがいがあり、社会にとってなくてはならない仕事です。目立たない仕事ではありますが、大切な業務です。
砂防施設設計業務
砂防ダムを含めた砂防施設の設計を行います。新しく砂防ダムができることによって、ダム下流部の民家、公民館や小学校などの安全が守られ、地元住民の気持ちも「不安」から「安心」に変わっていきます。また、砂防ダムなどのハード対策と併せて、ソフト対策としては、万一災害が起きてもすぐに避難できるよう周辺地域の整備づくりのお手伝いもしています。防災対策に常日頃、業務として携わり、いざというときの安全を守る仕事で地域貢献をしています。